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「ねぇ樹君。今夜、空いてる?」
高島 樹、16歳。
連絡が来たのは名前も顔も分からない、セフレの1人だった。
「あぁ、悪いけど2回目は無いんだ。ごめんね。」
「そんなっ!私はあなたが好きなの。この責任を取って!」
面倒くさい。
こういう手の女がいちばん嫌いだ。
「ヤる前に言ったでしょ?1回で切るって。もう面倒だから切るね。じゃあ。」
手のかかる女が一番好きじゃない。
なのに、あとから泣きつかれるのは本当に勘弁だ。
今までで愛のある行為なんて1回もやったことが無い。
そもそも愛とか恋とかそういう事が分からない。
やれればそれでいい。
愛が無くたって成り立つ行為はある。
この時の俺はそう思っていた_____________
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