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それからというもの、俺はそのまま強制入院。
必死になって抵抗したが、無理難題だった。
それから、悠は来ていない。
学校はどうなっているのだろうか。
いきなり俺が居なくなって困惑していないかな。
そんなことを考えている自分に乾いた笑いが出る。
そんなこと・・・今更考えたって意味無いのに。
多分、俺は死ぬまでここに囚われる。
たかが病院に変な表現かもしれないが死ぬまで外の景色は見られない。
そう。たかが病院なのだ。
自分に言い聞かせてベットから降りる。
「前向きに。せめて死ぬまでは・・・。」
「せめて死ぬまでは・・・」
この先の言葉は自分でも分からなかった。
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