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マラソン大会本番1
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やっと本番だ
なんか緊張してきた
今まで練習してきたから
大丈夫だと思う
体調もいいし
コンディションって言うんだっけ?
もばっちり
学校ではなく近くの河原のコーンまで
走る事になってる
何事もなければ良いのだけれど…
「翔命…無理しないでね
何かあれば言ってね」
玲桜が心配してくれた
「うん大丈夫
ありがとな」
「まあ恋人だし」
恋人…か嬉しい
玲桜が恋人で良かったと心から思った
よし!頑張って走り切る
昨日の事を思い出して
「位置についてよーいどん」
と一斉にみんな走って行く
あ、みんな速い…
うん頑張らないと
しばらく走ってると
ちょい休憩
やっぱり無理だったのか…
いや頑張らないと
立ち上がろうとして
ちゃっとふらっとしてしまった
「翔命無理しちゃダメって言ったはずだよ」
玲桜が戻ってきて
支えてくれて
「大丈夫…
ありがとな
玲桜タイム遅くなるから」
「いやこんな弱ってる翔命を
ほっとけるわけないじゃん」
「いやいいから…」
というと玲桜は
「わかった待ってるから…」
と言って玲桜先に行ってしまった
俺のために遅くなるは違うって思う
俺が体が丈夫だったら…なんて
考えても仕方ないの事だ
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