アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
マラソン大会本番2
-
やば…やっぱり無理だったのかな…?
息が苦しい…でも少しずつ…
少しずつ…頑張ろう…
ペースは良い感じかな…?
他より遅い…だけど
玲桜はもうゴールしたのかな…
速いもんな…
「待ってるから」って
俺の強がりもきっと分かってると思う
あ、やば…と転びかけた時に
「翔命!
もう十分だよ
頑張った
完走なんてしなくていい」
玲桜支えてくれて
玲桜ゴールしたんじゃないの…?
「何を…
玲桜…もどった…んじゃ…?
それ…では…いみが…ない」
息が苦しい
うまくしゃべれない
「ほら深呼吸して」
玲桜に言われ深呼吸して
あ、少し落ち着いた
「ありがとう
もう…大丈夫
玲桜…?」
なんで今回は
すぐ行かないんだろう…
「…翔命一緒に頑張ろう
だってほっとけないし…」
一呼吸置いて玲桜が言い
え、でも…
「いいから少し頼ってほしい
そんな僕は頼りない…?」
そんな事ない…ないけど…
「そんな事ないけど…
うん…一緒なら…」
なんか玲桜は考えがあると思う
それで失敗した事ないし
それで一緒にゴールした
みんなに出迎えて嬉しかった
でもなりよりも…玲桜がいてくれた事
後で聞いた話実はもう玲桜はゴールを
していた
心配だからわざわざ疲れてると思うのに
俺のために来てくれたらしい
ほんとに玲桜が恋人で良かったと
思う
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
41 / 45