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*R-18 外されたブレスレット
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エリックの指が抜かれたのか
後ろの圧迫感がなくなった。
「ねぇ、シュン…これ外していい?」
「へ…?」
エリックの手が触れたのは俺の右手首に
付けてある、お守り…リーからもらった
赤のレザーの細いブレスレットだった。
「…いいよ」
そう答えると、
ありがとう
そう短く呟いて、器用に片手で
ブレスレットを取ってしまったエリック
なんで、このブレスレットを取って
欲しいと言ったのか…わからないけれど、
あまり気にしないようにした。
だって、ありがとうと言ったエリックの目が、
少しだけ悲しそうだったから。
エリックが俺の太腿を掴むと、
エリックのモノが、当てがわれた。
「…シュン、俺だけを見てて?」
いつになく真剣なアクアマリンの目に射止められ、
ドキリと心臓が高鳴った。それに答えるかの
ようにゆっくり、入ってくるエリックのソレ。
「ん…!」
指とは違う、圧迫感に怖さの方が多かった。
「…いっ、エリック…!」
「…怖い?」
優しく尋ねられ、コクコクと頷く
エリックは、俺の手をエリックの首に回して、
俺をベッドに膝立ちさせる形にし、
エリックの足の間に座らせた
さっきより、エリックとの距離が近いし、
深く入った気がする
「…まって、動かないで…お願い…」
俺がそう言うと、エリックは目を見開き、
軽く微笑んだ
「ッ!、あんまり…煽らないで欲しいんだけど…
いいよ、ゆっくりで。」
エリックの細い指が脇腹をスッと撫で、
それにさえピクリと反応してしまう
「シュンの肌、本当に白くて綺麗だよ。
飴細工みたい。それに腰なんて細くて、
すぐ壊れちゃいそう」
俺が落ち着いたのを見計らってゆっくり、
本当にゆっくり動き始めるエリック
「ひぁっ…うっ……」
「目は…チョコレートみたいに澄んでいる。
でも…唇は、熟した果実みたいに本当に綺麗だよ」
自分のことを褒められ、恥ずかしくなる
俺の腰にエリックの大きな手が回され、
深く、浅く、出たり入ったりする。
「やっ、あっ、あっ…あぁっ」
もう、怖さなんてなかった。
変わりに大きな快楽の波に飲まれていた
どうしよう…気持ち良すぎて、どうにかなりそう
「エリック……」
さっきから声を出しすぎたせいで少し掠れた声で
名前を呼んだ瞬間、ドサリとベッドに倒され、
激しく動き出すエリック
「やぁっ、あっ、あ!…ひぁっ!」
「あんまり可愛いことしないで…止めらんなくなる」
「あぁっ!あっ、なに…がぁ…っ!」
肌と肌がぶつかる淫猥な音が部屋に響き、
目から生理的なのか何なのか涙がポロポロと溢れる
「シュン…名前、呼んで…」
涙をエリックに舐め取られ、そう耳元で囁かれる。
俺は「エリック、エリック」と何度も名前を呼んだ。
その度にエリックは俺のいい所しか
突いてこず、喘ぎ声しか口から漏れなかった
「くッ…シュン…」
いつも余裕そうな、いつも身だしなみを
完璧にしている紳士なエリックが、前髪を乱し、
余裕無さげにしている姿が、どうしようもなく
カッコよく見えた
その頰に手を伸ばすと、エリックの長く綺麗な
指に絡め取られて、そのまま深く
どこまでも溶けてしまいそうなキスをされる
「ふぁっ、やぁ、エリック…イッちゃ、」
「いいよ…シュン、イッて…?」
フッと、苦しそうに微笑み、
スピードを速めたエリックの首に抱きつく
「ひぁっ!んぁ、あっ、あっ!
エリック、エリック…!」
「…シュンッ…!」
ドクンッと熱いものが中に放たれた感覚と同時に
あまりの気持ちよさに、頭の中が真っ白になり
一瞬時が止まった後、
俺は深い闇に落ちていく感覚に陥った。
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