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初めての嘘 5
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透は少し不機嫌になり、下から何度も突き上げた。
全てを相手に委ねる行為。ぐちゅぐちゅと淫らに体の中を攪拌されながら 、龍二は拗ねたような声を漏らす。
「お前だって…俺の事好きじゃ、ないだろ…」
「え…」
「お前が好きなのは、俺の弟だろうがっ…」
「顔が似てるから、俺を弟と重ねてるんだろ!」
さっきまで甘かった雰囲気が一気に冷めた。
お互い、嘘をついているのなら、体を重ねる必要がない。いっそのこと、このセフレと言う関係も辞めた方がいい。だけど、透は
「違うよ。俺は、ずっと龍二が好きだよ。小さい頃からずっとね。」
「…っ…」
「今日は、やめよっか。また今度にしよう。」
お互いに萎えてしまったから、この行為は終わりとなった。
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