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拉致られました。1
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急いで帰って来た俺は後を追いつかれて無いか後ろを振り返る。
道にいるのは犬の散歩してるおじいさんと
買い物帰りの主婦。
いつも通りの景色に安堵する。
それにしても今日は変な一日だったな、
イケメンにプロポーズされるとか、
何の罰ゲームだよ
女の子にされるのだったらまだしも
男とか、全然嬉しくない。
階段を上がって3番目ドアの鍵を開ける。
そう、俺はアパートに住んでいる。
ガチャっという音がして中に入る。
「ただいま」
と言っても返事が無いのは当たり前でただ、
シーンとした、静寂な空間しかない。
靴を脱いで家に上がる
そして自分の机に置いてある写真立てを持ち上げる。
「ただいま、お父さん、お母さん」
それは、お父さんとお母さんがとても幸せそうに笑って
いる写真。
その写真に俺は今日会った事を話して
一日を終わるのだ。
「今日はテストが帰って来て皆んな騒がしかったよ。
光はテストで赤点とって泣きそうな顔してたよ。
俺は、普通かな?いつも通りの点数だったよ。
今日も何事もなく…は無いけど、
…家に帰る途中イケメンの男の人に告白じゃ無くて、
プロポーズ…されたんだ。
混乱したし、怖かったけど、」
…嫌では無かった
おかしいだろうけど。
「じゃあ、おやすみなさい」
そう伝えて食事とお風呂にはいり終わり
俺は目を閉じた。
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