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く、組長‼︎ 4
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今、組長さんと対面の状態で座っている。
な、何を話したら良いのだろうか?
うーんうーんと考えていると、組長さんがクスっと笑った。
「いや、すまないね、顔がコロコロ変わるから
面白くて。」
「い、いえ、良いんです。よく言われるので」
光とか、光とか、光とかにな。
「私にはね、悠帝がどんな人を好きになったのか知りたくてね、だから楽しみにしていたんだよ。」
「そ、そうだったんですか。でも、組長さんは俺が男で、
しかも何の取り柄も無いですし。
組長さんとしては女の人を好きになって欲しかったですよね?」
うん、そうだねって言ってくれたら、ココにいなくて良くなるし、諦めさせられる‼︎
お願いします‼︎俺の事諦めさせて下さい!
「いや、私は別に男女の性別とか興味ないから、
それに、真尋くんは、自分の魅力が分かってないだけだと思うよ。」
ま・さ・か・の返答ですか‼︎
偉大過ぎません⁉︎
「ていうか真尋くん、組長って。
もう悠帝のお嫁さんになるんだから、私の事は名前で呼んで欲しいな?」
「よ、嫁って⁉︎俺、結婚しませんし‼︎
足立さんの事好きじゃ無いです!」
そういうと、組長さんは目をぱちくりさせて驚いていた。
「え、真尋くんは愛人で、結婚するから此処に住むんじゃないのかい?」
「ち、違いますよ‼︎」
それで馴れ初めを組長さんに語った。
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