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く、組長‼︎ 7
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いつの間にかズボンのファスナーを下げられていて、
自分の顔が青ざめているのが分かる。
本当にコレはヤバイ。
誰か、誰か助けて‼︎
体が硬直して動けないから逃げる何て出来なくて。
怖くて目を固く閉じた。
…が、忍び寄ってるであろう手が一向に俺に触ろうとしない。
恐る恐る目を開けた。
組長さんの手が誰かに掴まれていた。
その人物を見ると、
「あ、足立さん…と白鳥さん!」
手を掴んでいたのは、凄い怒っている足立さんで、
その隣には、まるでゴミを見ているような顔をしている
白鳥さんが。
「てめぇ、俺の将来の嫁に何してんだ。
汚ねぇ手で、触ろうとすんじゃねぇよ」
「全く。ゴミはゴミと戯れていればいいものを。
真尋さんに何をしたのか全部お話しなさい。
話次第で貴方への態度を変えますから。」
っと言いながらゲスい顔をしていた。
白鳥さん…威圧感半端ねぇっす!
てか、足立さん何言ってんだよ‼︎
将来の嫁だぁ?
俺は嫁になるつもりも無いからな‼︎
「真尋、立てるか?」
あいにく、怖くて腰が抜けてしまっていた。
だって、これは誰でも怖く無いですか?
え?怖く無いですか、そうですか。
「た、立てません…」
正直に言うと、
ななな、なんと‼︎
「ちゃんと捕まってろよ。」
「ちょ、待って!ギャァ!」
俺をお姫様抱っこしたのだ。
「あ、足立さん!重いから降ろして下さい!」
せめておんぶにして‼︎
廊下ですれ違った人達からの目線が痛いんですぅうう!
「ちゃんと捕まらないと落ちるぞ。」
そう言われてもっと恥ずかしくなって、
足立さんの首に腕を巻いて、
足立さんの鎖骨あたりに顔を隠した。
あれ、なんか眠く…
そして意識がここで途絶えた。
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