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無駄に色気があるのですが… 2
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ぁああああ!
腰がぁああああ‼︎
動けないぃいいいい‼︎
てか、俺、抱き枕にされてません?
しかも力があるから動けないし
なんか、ちょっとドキドk…
しないし!
綺麗な顔が近いからだし⁉︎
足立さんの心臓の音が聞こえるからだし!
一人で百面相してると、「んん…」
と声が聞こえた。
「あ、足立さん、起きて下さい!
俺、朝ごはん作らないと。」
軽く足立さんの顔をペチペチして起こす。
すると、ゆっくり目を覚ました。
そして俺の顔を見て安心したように、キツく抱きしめられた。
「ちょ!足立さん⁉︎」
「おはよう。真尋」
「おはよう、ございます?って!は、離してくださいよ!
もう起きないと‼︎」
「駄目だ。あと五分。」
そしてギュッと苦しくない程度に抱きしめてくる。
「昨日、何された?変な事されなかったか?」
「し、尻揉まれただけです。た、確かに急にやってきたから怖かったけど、大丈夫です。」
「本当か?あとは何もされてないか?」
「だ、大丈夫ですよ!それだけです。」
「そうか。すまない…俺があの時一緒にいればこんな思いさせずに済んだのに。」
「いえ、足立さんは呼ばれてたんでしょうがないですよ。
それに俺は男です。だからそんなに落ち込まないでくださいよ」
そうだ。俺だって警戒していればこんな事にならなかったんだろうし、まず俺は平凡なんだから。
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