アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
キレました。5
-
あやしい…と思った事はとっくに忘れていて、
大根切るのに夢中だった。
はぁ‼︎
やっぱこの大根形と大きさがいい‼︎
俺ってホント食材選びいいと思う。
完璧な料理が出来て、全部運ぶ。
もちろん、赤さんはいつも手伝ってくれている。
何だか申し訳ない。
あ、今日は大根なんですねーなんて他愛のない話して
まだ誰も来てない食卓のテーブルに置いてご飯をよそう。
でも他の人達が来る事はなかった。
結局いつものように、赤さんと晩御飯を食べた。
明日は土曜日だ。
足立さんが仕事が早く終わったから、夜中に帰って来ると電話があった。
帰って来たらお腹空いてるかもしれないから、おにぎりと
今日の味噌をサランラップに包んだ。
明日はもしかしたら、皆集まって食べてくれるかもしれない。
そう思って、今日は早く寝た。
………………………………………………………………………………
起きて食卓の方へ行くと、皿が洗ってあった。
テーブルにはメッセージが。
『ただいま。夜食用意してくれてありがとう。
美味しかった。
朝は8時くらいに起こしてくれ。』
久しぶりに赤さん以外に美味しいと言われた気がする。
何だか嬉しくって頬が緩んだ。
今日は、いい日かもしれない、
そう思っていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
40 / 85