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体育祭 4
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校長の長〜い挨拶が終わり、
生徒会の挨拶が始まった。
「今から第15回体育祭を開始します。」
爽やかな笑顔を向ける生徒会長。
うわぁ…なんかこっち見てる気がする…
いやきっと気のせいだわうん←
体育祭はクラスの色によって別れる。
一組が赤、二組が青、三組が黄色、四組が白。
ちなみに俺は三組だから黄色。
そして毎年の恒例行事がある。
それは…
「そして今年も、優勝したチームには優勝賞品が贈られます‼︎」
と元気に言ったのは放送部の古谷くん。
去年同じクラスだった。
古谷くんは行事が好きで盛り上げるのが得意な人だ。
優勝したチームの代表が与えられる
去年は学食が一カ月無料券だったらしい。
羨ましいが正直自分で作るからいらないけど。
「今年は豪華みたいですよ‼︎一体何なんでしょうか⁉︎
会長‼︎」
「今年の優勝した人には……
日乃輪 真尋くんと1日デート出来る券です」
…ん?
聞き間違いかしら??
何かバカが変な事言ったような気がするんだけd((
「「うぉおおおおおおおおおおおお!!」」
男の雄叫びが聞こえて来る。
「「真尋様を守らなければ…」」
こっちは何かチワワさん達が物騒な物持ってるし…
危ないからね⁉︎
「真尋、これ何も聞かされてなかったのか?」
「じゃなきゃこんな顔してないだろう」
「マジか〜まぁ、今年は優勝したチームから真尋が1人選んでデートするらしいぞ。代表争いが酷くなるからな。」
「よかった。じゃあお前勝てよ。
そしたら光選べばいいし。」
「えぇ〜、まぁ、頑張るけどさぁー」
光は運動は出来るから後はこいつに任せよう。
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