アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
独占欲
-
「ん、ん」
雅人は起きると誰もいなかった。
「昨日、俺・・」
昨日は最悪だった。オークション
で売られ、来儀には犯された。
(でも、何で最後怒ってたんだろう)
好きな人がいるといった瞬間
日本には帰さないと言われて
しまった。
(まずは、ベランダから町の
様子を見よう)
ドアを開けてベランダに
向かおうとした瞬間
「何をしている」
聞き慣れた声がした。
「ここは50階だ。
飛び降りたら死ぬぞ」
「いやっ、来ないで」
「何故逃げる?やっぱり
逃げる気だったんだな」
「ち、ちがっ」
後ずさっていくうちに、
ガラスにぶつかった。
「もう逃げ場はないぞ」
「あっ、いたっ」
来儀は雅人の腕を強く握った。
「お前は俺のものなんだ」
「んん、っ」
独占欲の塊だ。でも、雅人には
何故執着するのか分からなかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 42