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狂おしい少年。
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「…一緒に、寝ませんか…?」
ふおおおおおおおおお!?
なんでだ!?
なぜそんなことを急に!?
いやいやいや、これ以上俺を苦しめて君は一体何がしたいの!?
だけど、抱きしめていた腕をほどいて俺の服を掴みながらそんな不安そうな顔で見つめられたら断れない…。
断れなかったので、一緒に寝ています。
凄く嬉しそうな顔をしてくれたので後悔はしてません。
嘘です。下半身がすこぶる元気でちょっと後悔しております。
俺と向き合うような形でスヤスヤと眠る梓は天使のようにこれまた可愛いのだが、やはり天使の仮面を被った小悪魔だったのだろうか。
真意が知りたいものだ。
悶々としていると、梓がモゾモゾと動く。
そして、俺の背中へ手を回し俺は抱き枕の様になっていた。
こおおおおおおれえええええええはあああああああ!!!!!!本気でダメなやつだと思いますっ!
もうっ、梓のバカンっ!
どうすることもできないので、ギンギンのまま、開き直り梓を抱きしめて頑張って寝た。
寝た…。
うん、寝る努力はした。
「おはようございますっ」
「おはよう…」
努力は、報われませんでした。
全く寝れずに朝を迎え、とりあえず眠たい目をこすりながら起き上がる。
まあ、でも、梓が嬉しそうだから、いっか…。
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