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天使な君。
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力無い叔父の手からするりと何かが落ちて、キーンと金属が床に叩きつけられる音だけが響いた。
そっと浩太さんは近づきその落ちた金属を手に取ると僕の方に向かい僕の手首に繋がっている手錠をその金属、鍵で外した。
起き上がると、気持ちが高ぶって思わず浩太さんに強く抱きつく。
浩太さんは優しく僕の背中に手を回すと、ポンポンと背中を撫でた。
そして、床にずっと散らばっていたあの日着ていた服を拾い出すと、僕に渡した。
僕が急いでそれらを身に纏うと、行こうと優しく僕の手を引いて、僕はやっと、叔父さんから解放された…。
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