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ブーゲンビリア
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「あさ、ひなさ…と、楽しそ…に笑、笑って…そ、れがや、で…でも、お友達…だから
…」
これは…。
「ヤキモチを、妬いてくれたの?」
そう聞くと、少しためらって、こくりと頷いた。
梓はばつが悪いような顔をして、目を逸らす。
奏が苦手そうだとは思っていたが、性格的な問題と、奏が少し梓をからかうからだと思っていた。
まさか、奏を苦手な原因が自分にあったとは…。
梓が自分に執着を見せてくれたことが嬉しくて、抱きしめた腕に力が入る。
梓はキョトンとしていた。
「俺も、ヤキモチ妬いた…」
「えっ…?」
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