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背中を男にあずけながら、下品に股を開きだらしない顔で快感を享受し喘ぐ。
気持ちいいのに、どこか物足りない。
口寂しいと思ってしまった俺は、顔を上げ霞む視界の中で男の顔を捉えた。
「んぅ、ねぇ、...ぁ、さっきの、して...あちゅいの..ンぁ、あんっ、ん」
さっきまでの熱をもう一度感じたい。
その一心で俺は男の服をぎゅっと掴み、俺の口をぐちゃぐちゃに犯してとだらしなく口を開いてみせる。
「初めてのキス、クセになっちゃいましたか?」
男の言葉に俺は少し驚いた。
(......キス)
俺がさっきシてたあれはキスだったんだ。
キスってもっと甘くて優しいものだと思っていた。
だけど、本物のキスは...。
そう思うと身体の奥がじんじんと甘い疼きを発した。
「ん、...ちゅー..して、ちゅう..」
そして疼きが求めるままに、俺は男に懇願する。
そんな俺を見て、男はクスクスと笑いながら「いいですよ」と舌を出した。
「はい、どうぞ好きに絡めてください」
そのまま動こうとしない男。
どうやら俺からシないといけないらしい。
本当はこの男にぐちゃぐちゃに激しく犯して貰いたかったけれど、別にいい。
唾液で濡れた艶めかしい赤い舌を見つめ、俺は迷いなくそこに自分の舌を絡めた。
「んむ、ん、はぁっ、はぁ、あっ」
外気に触れながら、男の舌を貪り無理やりに自分の口内へ誘い込む。
クチュクチュとわざと音をたてながら、相手の興奮を煽るように舌を吸った。
ズチュッチュウウックチュクチュ、ヌチ、
「ふぁ、んンンッはぁ、ぁ、きもち、んっぁ」
「っ、たく..ンン、は、本当、想像以上だな」
「ぁ、はぁあっ、ぁ」
うまく煽れたのか、男の舌は一層激しく動き、俺のちんこを扱く手も動きをはやめる。
上も下も両方、同じ男に犯され、俺の思考回路はぶっ壊れそうだった。
グチュグチュヌチュヌチュグチグチヌチュ
「ぁ、イク、イクッ..ぁあっ、ぁん、もっと、はぁっ」
必死に酸素をかき集めながら、もう少しでイケると男の手の動きに合わせて腰を揺らす。
「あ、んんっぅはぁああっ、ぁっあ」
グチュグチュと激しく聞こえる水音に興奮を高め、一層大きな声を荒げた俺はドピュドピュと精液を飛び散らかした。
*
熱気がこもる二人きりの部屋の中。
「はぁ、はぁっ...ぁ、ぁ」
イッた余韻に浸りながら、ゆっくりと呼吸を整える。
男はまだ俺のちんこを緩くシゴいていて、残った精液がダラダラと溢れ出るのを見守っている。
それにすら感じ入ってしまう程今の俺は敏感になっていた。
「先輩、すごい声でしたね」
「ぁ、らって..んっぅ」
「お隣に聞こえてたかもしれまんよ?先輩のエッチな声」
「やぁ、ぁ、」
意地悪を言いながらチュッチュッとキスを落としてくる男。
俺はそれに応えながらまた興奮がふつふつと上り詰めてくるのを感じた。
「先輩、また勃ってきてますね」
「ぁ、ぁ..ん」
下半身は素直で、俺の興奮はすぐにバレてしまう。
もう一度抜いてほしいと腰を突き出すが、そんな俺とは裏腹に男はあっさりと俺の性器からその手を離してしまう。
...どうして。
納得いかない俺は反射的に顔を上げ、男の顔を見る。
その表情は随分もの悲しそうに歪んでいたんだろう。
俺の顔を見た男は、クスクスと笑いながら俺の頬に口付けてきた。
「そんな哀しそうな顔しないでください。グチャグチャにしたくなります」
「してぇ、して..んぅ、ん」
...もう何でもいいから気持ちいいのをもっとしてほしい。
懇願するように見上げながら、男の腹にちんこを擦る。
コスコスと俺の体液を染み込ませるように、俺の興奮を分けてあげるように、腰をくねらせ上下させた。
「先輩が飲んだの本当にお酒ですか?タガの外れ方がクスリ飲んだみたいになってますけど..」
そう言いながら、でも男の目は楽しそうに弧を描く。
読めない表情にゾクゾクと体が痺れた。
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