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落ち着いて 3
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「なあ雪。AVって何のことか本当に分かってるのか?」
雪を真っ直ぐ見つめて問う。
「もう!爽ちゃん僕のことバカにしてるでしょ!僕だって知ってるもん!アニマルビデオの略でしょ!!」
ドヤ顔で答える雪に俺は頭を抱えた。
「さっき俺の手に出したモノは何だかわかるか?」
「えっ……あっ……さっきのはよく分からないけど白い液体だった!」
恥ずかしそうにして答えているけど、よく分かっていないと困るんだよ!!男だろうが!!
脳内で盛大に突っ込む俺に対し、雪はあほみたいに真面目な顔をしていた。
……これは分かっていてほしいし、中学の保健の授業でもやったから答えられるよな?俺は最後に問題を出す。
「雪、子供ってどうやって出来るか知ってるよな?」
ぴくっと肩を震わせて雪が答える。
「パパになる人とママになる人が……ち、ちゅーすればできる!!」
真っ赤になりつつも元気よく答える雪。
AVを見せてしまったことと、さっきまでの行為を思い出し俺は激しく後悔した。
こいつに自慰を教える前に、どうやら教えなければならない事がたくさんあったようだ……。
……神様、もしかすると俺は早まってしまったかもしれません。
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