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爽やかくんは王道??
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「俺、木瀬理央(きせりお)。よろしく。」
「よろしくね!」
すごい爽やかでかっこいい子がいた。
王子みたいで。
運動部!!っていう感じの子。
「市原咲夜です!」
「うん、知ってる。」
「だよねー!!」
前にはさっき質問して来た渢汰君がいて、隣が理央くん。
運良く僕の席は窓側の一番後ろ。
「むむむ、王道じゃないことに不満ばっかりだったけど。話を聞いた感じ王道ルート行けそうな〜。」
「渢汰君どしたの?」
さっきすごい色々聞かれて、副会長フラグがなんとかって言ってた。
立てた?とか。
フラグってなんだろ。
プラグ?コンセント立つ?
「いやぁ、なんでもないよ〜。」
「変なのー。そういえば!!理央君は何部に入ってるの??」
「俺はサッカー。」
「渢汰君は?」
「写真部〜。カメラは欠かさずずっと持ってるかなぁ〜。まぁ、ほとんど活動してないけどね〜。」
へー!
写真部なんてあるんだ!
僕はちなみに部活に入る気は全くない。
転校前はバスケ部でした!!
憧れの帰宅部!ワクワク!
「渢汰、盗撮しかしてない癖に。」
「うるさいなぁ〜!ホモがないと生きてけないだけだよ!!」
盗撮!?
「咲夜も気をつけた方がいいよ。盗撮。」
「盗撮じゃない!!」
「咲夜も撮られるかもしれないよ?」
「僕、写真好きだから撮ってもいいよー!ほら!ピース!!!」
急に2人が顔を見合わせる。
え?
僕なんか間違えた?
「この天然っぷり。これは完全に王道だわ〜。」
「これは心配だ。」
え!?
なんで僕やっぱりなんかやらかしちゃった?
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