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お昼休みの先輩。
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お昼休みになってすぐに屋上へ向かった。
お礼の品に購買で買ったカレーパンを持って。
しかも三個!!!
一葉先輩曰く、カレーパンが好きらしい。
階段を駆け上がって、扉を開くけどいない。
咲夜「あれれ?清都先輩いない?」
清都「ん?誰だ。俺はここにいる。」
すると上から声がしてびっくりする。
咲夜「びっくりしたぁ。」
清都「で、俺に何の用だ?」
先輩怒ってるかな?
とりあえずハシゴが裏にあり、それを登って先輩のところまでいく。
そしてカレーパンを差し出した。
咲夜「昨日はすいませんでした!!!運んでもらっちゃって!それにカーディガン掛けてくれて。」
清都「お前が寝れたならいいよ。で、そのカレーパンはなんだ?」
咲夜「ふぇ?お礼にカレーパンをと思って。」
清都「ありがとな。」
清都先輩は少し怖いけど、フッと笑ってカレーパンの袋を開け始めた。
かっこいい!!
清都「また寝れなかったら呼べ。LIME教えとく。」
二人ともスッとスマホを出した。
先輩のアイコンは初期のままであまり活用してないらしい。
ちなみに紫乃は可愛い猫、理央はスポーツしてるところ、なっちゃんは自撮り、渢汰はアニメイラスト。
僕は空。
実は初日交換してた。
咲夜「ありがとうございます。実は僕、お姉ちゃんと一緒じゃないと眠れないんです。」
清都「…なるほどな。そうか。」
咲夜「なんで不眠症ってわかったんですか?」
清都「俺は医者になりたくて、一通り知識はあるんだ。不眠症の症状が出てた。特に目にな。」
すごいや。
先輩。
眠れないとみんなに迷惑かけちゃう。
だから先輩に頼ってもいいのかな。
先輩に迷惑かけちゃうけど。
咲夜「眠れなかったらよろしくお願いします。」
清都「俺を頼れ。」
その時、
奈津「鳴海先輩!!カレーパン!」
なっちゃんの声がした。
咲夜「じゃあ先輩僕はこれで。ありがとうございました!!」
そして僕は屋上から去った。
奈津「えー!?カレーパン先越された!?しかも三個!!」
清都「それは自分で食え。」
奈津「奈津辛いの苦手だもん〜!それにー!先輩LIMEやってたの!?」
清都「業務連絡。」
奈津「嘘つきぃいい!だってそれ咲夜くんとのトーク画面だもん!教えて♡」
清都「ぜってぇやだ。」
奈津「むぅうう!奈津の清都先輩は絶対に渡さないもん!」
清都「お前のものになった気は一度もない。」
奈津「え?俺のものになれ?」
清都「死ね。」
奈津「ひどーい!!」
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