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不眠症対策隊!
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理央「ねぇ、鳴海先輩と咲夜って付き合ってるの?」
咲夜「ふぇ?」
学校に通い始めて2週間。
だいぶ学校に慣れてきた。
急にそんなことを聞かれた。
理央「だって、先輩が最近よく咲夜の部屋にいくの見かけるから。」
渢汰「なにそれ!僕知らない〜!」
みんなには心配掛けられない。
先輩にはすごい迷惑かけちゃってるけど。
だから不眠症で寝られないから手伝ってもらってるだなんて言えない。
ずっと黙っていると、
紫乃「僕らに迷惑とか考えなくていいんだよ。なんでも相談して?さくりんよく、考え過ぎて煮詰まるタイプだと思うから。」
紫乃は優しく手を繋いでくれた。
僕の癖。
咲夜「あのね、僕。…不眠症で…先輩に手伝ってもらってたんだ。」
渢汰「なんだぁ、付き合ってないのか〜。」
紫乃「不眠症ってなんで先輩に?」
なんでだろう。
咲夜「僕、お姉ちゃんと一緒じゃないと眠れないの。だから心配で初日の夜は眠れなかった。だから外に出てみようと思ったら先輩がいて…。」
理央「先輩とは眠れると?」
咲夜「そういうこと…だね。」
空気がどんよりする。
暗い話しちゃったかな。
なんか話題話題!
あ!!!
月が綺麗!!
咲夜「ねぇ!月が綺麗!!って言ったらなんか変なかんじになったんだけど、なんか変なこと言ってる??」
渢汰「ははは!!!」
理央「渢汰笑い過ぎ。」
渢汰「ごめんごめん。咲夜はちなみに誰に言ったの〜?」
咲夜「ん?清都先輩だよ?気にすんなって言われたけど。」
んー、なんだったんだろ。
っていうか!!!
突然振った話題なのに、理央も渢汰も紫乃も笑いを堪えてる。
なんでー!?
なんか傷つくー!
咲夜「ねぇ、笑わないで教えてよぉ!」
紫乃「さくりん!それ、『あなたの事愛しています』って意味があるんだよ!!ッ!」
咲夜「……、ええええ!!!!!!??」
知らないよ!
そんなの!
渢汰「他にも『星が綺麗ですね』だと『あなたは私の想いを知らないでしょうね』とかね〜。海だと『私はあなたに溺れています』だったかな〜?」
理央「頭いいのに知らないのか。」
咲夜「僕国語嫌いだし!それにいらない知識だもん!!」
先輩に突然の告白しちゃってたってこと?
あの時に戻りたいぐらい恥ずかしい!!!
この後。
夜、先輩に謝りました。
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