アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
風紀委員長。
-
「大丈夫か?」
その人は清都先輩くらい大きい人だった。
風紀、か。
救世主だな。
咲夜「あ、はい大丈夫です。」
秀「俺は、霜田秀(しもだしゅう)。一応風紀委員長。3-B 田中 3-C 加藤 山田は退学処分にしとく。」
うわ、すごい。
名前知ってるんだ。
覚えてるのかな。
咲夜「えっと、僕は…。」
秀「市原咲夜。」
あ、やっぱり知ってるよね。
転校生だし。
有名なのかな。
あ、そういえば。
咲夜「秀先輩はどうやって入ってきたんですか?」
秀「お前のカードがそこに落ちてた。」
胸ポケットを確認するとあるはずのカードがなくなっていた。
それに助けられたのかな。
この先輩すごい堅苦しい。
業務連絡とかしかしなそうだなぁ。
秀「カード返す。」
咲夜「あ、ありがとうございます。」
秀「ん。服着ろ。」
咲夜「ふぇ?」
下を見ると全裸で、すぐに立ち上がって謝った。
けど、全裸な訳で秀先輩も少しびっくりしてた。
慌てすぎてボタン閉じれない。
どうしよう。
秀「落ち着け。」
秀先輩が後ろからボタンを閉じてくれる。
低い声が耳から全身に響いた。
そしてパンツとズボンを履いた。
少しパンツ濡れててやだなぁ。
もぞもぞする。
秀「トイレか?」
咲夜「いや、あのですね。あのぅ…パンツ濡れてるから気持ち悪いなって。」
自分のであっても気持ち悪い。
すると、秀先輩が急に僕を抱き上げた。
これ、お姫様だっこ!?
咲夜「ちょっと!先輩!なんですか!」
秀「保健室。」
咲夜「でも!!!歩けます!」
秀「寝ろ。」
授業中で誰もいないのに恥ずかしくてとにかく目を瞑っていた。
そして心地よい体温と心地よい揺れに僕は眠ってしまった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
36 / 46