アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
57頁
-
「……最低だな」
思わず声になってしまう。
さほど気にしていないようだったが、きっと心の底では傷ついたはずだ。
謝らなくては、ちゃんと。
すっかり冷えたシシャモに頭からかぶりつき、食いちぎる。
ザクザクとした食感のなか、『焼きたてのシシャモならカズマも食べてくれるかもしれない』と考えている俺がいた。
なんならマヨネーズをかければ良いだろう。シシャモにマヨネーズ。悪くない。
そういえば、新木の返事が無い。
「んがぉー」
完全に酔いつぶれてしまった彼は、テーブルに突っ伏してぐっすりと眠り込んでいた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
57 / 96