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01> ヤンデレ2
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――そして、沈黙の中、僕と加藤さんは裏のスタッフルームへ。
「で、どういうこと?」
加藤さんが、まっすぐ僕をみた。
「その、あの女……じゃなくて、お客様に迫られて……」
「迫られたら、 お前は規則をやぶるんだ? それでいいんだ?」
加藤さんの厳しい言葉。
……好きだからこそ、悪いと分かっているからこそ、尚更心に傷がつく。
「すいません……でした」
僕は、頭を下げた。なんだか、情けなくて涙が出そうになるのをこらえる。
すると、次の瞬間、僕の頭は優しく暖かい手に撫でられた。
「分かったならいいよ。……俺だって、お前のこと信じたいからな」
「加藤さん……」
頭を上げると、優しそうな笑顔があった。それは、純粋な笑顔だった。ホストとは思えないような。
そんな時、僕の中で邪な感情が浮かび上がった。
――キスしたい。
――その笑顔を……、僕のものにしたい。
「……加藤さん、目瞑ってください」
僕は、自分の欲に囚われて、そういってしまった。
……いつもの僕なら、冗談だとごまかせていたかもしれない。
だけど、今の僕は本気だ。
この想いを、伝えたかった。
「ん?……あぁ」
なんの疑いもなく、加藤さんは目を閉じた。普通なら、なんで? とか聞きそうなのに。
でも、疑いなく目を瞑ったその顔はとても綺麗で。
僕は耐えきれずに、キスした。
「んっ……ふぁ……んっっ」
貪るように、加藤さんにキスする。
舌をいれて、加藤さんの全てを舐めとる様に。
加藤さんは、驚いて声も出せないって表情をしていた。
それがわかってても、僕は我慢できなかった。いつもの理性が、今日は吹っ飛んでいた。
僕が口を離すと、涎が加藤さんの口から落ちた。
顔が紅潮している加藤さんはとてもエロくて、つい身体が反応してしまう。
「……お、まえっ! なに、……してんだよっ」
顔紅潮させて、そんなこといっても可愛いだけなのに。いつも冷静な加藤さんが取り乱してる所なんて、僕の興奮の糧になるだけなのに。
「……加藤さん、好きです」
僕は、本気。本当に、加藤さんが好きだ。単に、加藤さんとエッチしたいから、なんて理由なんかじゃない。加藤さんを愛してるから、恋人同士になりたいんだ。
「は? ……お前、冗談とかよせよ。 よくねーぞ?」
加藤さんが笑う。でも、目が笑ってない。多分、必死に現実逃避をしてるんだと思う。
なんでですか? 好きです、本気です。
「信じてくれないなら……、ヤります」
僕は、そういうと加藤さんを押し倒した。
加藤さんは、驚いて狼狽えている。
ふふっ、加藤さん可愛い。
でも、こんなこと、無理矢理するなんて……。これじゃあ、僕が加藤さんの身体が欲しいだけだと思われるかもしれない。
でも、それでも、信じてくれないなら、仕方ないんです。
嫌いにならないでくださいね、加藤さん――。
加藤さんのスーツを脱がせていく。
加藤さんのケアの施された肌はとても綺麗。しかも、乳首は綺麗に紅く色づいている。
僕は、それをみるなり、指で弄り始めた。捏ねくり回したり、弾いたり、たまに舌の先で舐めてみたり。
「あ……、ちょっ! やめろ……っ、んっ……っ」
加藤さん、そんなこといいながら、感じてますよね?
「声、出てますよ?」
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