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02> 生徒会の裏事情4
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「んんっ……っ」
ちなみに今、俺はアナルにバイブを入れられている。
こんな姿は、慣れててもやっぱり恥ずかしい。だって、男のアナルにバイブが入れられているなんて、なんか嫌じゃないか。
でも、実をいえば気持ちいいという感情の方が大きい。だって、マジでイイんだもん。
それに、俺は性処理委員長だから、見られても大丈夫だ。
どっちかというと、ヨガってた方が喜ばれるんだけど……なんか、それはやっぱり俺のプライドが許さない。
「はやく、三笠……っ、帰って来いよ」
ぽつり。
ちいさく呟く。
はやくきて欲しいのに。来てくれないと、俺はいつまでたってもこの状態から解放されない。
「はー、疲れたー。 ただいまーっ」
……そんな時、まるでタイミングを見計らって来たかのように、一人の男が帰ってきた。 三笠だ。
「んっあ……おかえり、三笠」
三笠の方をみようと体を動かした時に、バイブが少し動いて、変な声が出てしまった。なんだか、恥ずかしい。
「もー、俺今日大変だったんだよねー。 だからさ、相手してよ、威」
三笠のニヤニヤとした笑顔。
今度は、どんなプレイなんだろう。
俺は身体のどこかでそんな期待をしながら、
「うん」
頷いた。
やっぱり、俺は三笠には逆らえないんだ。
「よし、 じゃあそのままで居てね」
三笠はニヤニヤしたまま、そういった。
「え……?」
そして、そのまま、三笠は何処かへ行ってしまった。
なんで? どこいくんだよ……。
そんなことを思っていると、三笠はすぐに帰ってきた。
しかし、その手に握られていたのは……、カメラだった。
「性徒会長の威くん。 今からこれでビデオ撮るよっ」
三笠は、ニヤニヤと笑っている。なんだか、とても楽しそうだ。
は? 今なんて?
「なんで、ビデオ撮るんだよ……!!」
僕がつぶやく。
独り言のつもりだったんだけど、三笠は、そのちいさなつぶやきを逃さない。
「新入生にねー、性処理会長のことを教えてあげるんだよ」
三笠は笑っている。
だが、俺は微笑さえできない。いや、できるわけがない。
「……新入生にこんなビデオみせるのかよっ!?」
「あぁそうだな。高校生は大人の一歩手前なんだし、一足早めのAVっぽくていいんじゃね?」
「なにが、いいんじゃね? だよ、ばかっ!」
三笠の頭の中に、R-18という言葉はあるのだろうか。新入生といえば16歳くらいだ。どう見ても、こんな俺の状態を見せていい歳じゃない。
しかし、三笠はもう撮る気満々らしい。電源までいれて、準備も完了している。
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