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02> 生徒会の裏事情5
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「嫌なんだ?」
三笠の目がキラリと光る。それも、獲物を見つけたワシの様な目だ。
「嫌、じゃ……ないけど」
そんな三笠の目に怖気付いて、俺はもごもご、と言葉を濁した。
俺は知っている。
今、嫌といったらどうなるか、なんて。
きっと、俺は恐ろしい快感に襲われるだろう。
そんなのは嫌だ。三笠から与えられる快感は、嬉しいけど辛いんだ。
「よし、ならけってーい! 新入生、喜ぶよー 」
三笠が笑う。
普通に笑ってればかっこいいのにな。顔も整ってるし、体格もいいし。
ま、カメラさえ持っていなければの話だけど。
「とりあえず、 手も足も拘束してるからなー、どうする?」
「解けばいいじゃねーか」
俺がいうと、三笠が笑う。呆れた様な笑い方が、妙に腹立つ。
「あはは、威はバカだなぁ。 解いて逃げられたら困るじゃん」
そういったあと、三笠は足枷だけを解いた。
「まぁでも、足枷だけは解かないと、えっちできないもんね」
足が自由になったのはいいけど、手は枷をはめられたままだ。
こんなんで、どうやってヤるんだよ……。それに、今更逃げてどうするんだよ。お前から逃げても、どうせ辛い思いするんだし。
「とりあえず、 カメラに向かってお尻突き出してねー」
三笠は相変わらず笑っている。楽しそうな、ニヤニヤと。
は? カメラに向けるだって?
自分の耳を疑う。
「えっ、ムッ、ムリ!!」
俺は、そういってしまった。
その次の瞬間に、三笠の顔から笑顔は消えた。
「さっさとケツ突き出せよ……!!」
いきなり、口調が荒くなる。
バチンッ!!
これはいうまでもなく、俺の尻が叩かれた音。
そう。 三笠は怒るととても怖いのだ。全く、容赦無く痛めつけてくる。
バイブとアナルパールを併用する時もあれば、乳首に爪をたててくるときもある。
痛いけど……それをすぐ俺への快感へと変えてしまうのが三笠だ。
体操服が乳首に擦れるのは、爪を立てられて刺激を与えられて乳首が肥大したからだ。
ある時には、一週間バイブとアナルパールを併用されたために、それ以来、穴がいつも開いているような感覚に襲われるようになった。
そんなやつなんだ、三笠は。俺の正常な生活を、少しずつ壊していく。
俺は、もうこれ以上快感を増やされるのは嫌だ。
いつか、普通の生活ができなくなりそうだから。もう、普通の男子高校生に戻れなくなりそうだから。
「んっ……」
仕方なく、カメラに、尻を突き出す。
こんな屈辱、そうそうあるまい。
カチッ。 ウィ――――。
俺が尻を向けると同時に、カメラのスイッチが入る音がした。
それと同時に、遠隔操作用のバイブのスイッチも入れられてしまった。
ヴヴヴヴ――――。
「んっあ……んぁぁっぁ、ふぁっ」
こんな風に尻だけの刺激で、イケるようになったのはいつからだろうか。
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