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03> 初対面なのに7
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「よし、いれるぞ」
北村さんが宣言。
そして、アナルの異物感。
どうやら、北村さんの指が入ってきてるらしい。
アナルが開けられる。
じゃなくて!! 痛い痛い痛い痛い!! まじで、苦しいよ、無理だって、無理無理無理!!
「んっ……力抜けっ!!」
北村さんが言う。
いつの間にか、僕はすごく力をいれていたみたいだ。いや、常識的に力入れるよね!?
だから、力を抜こうとしても、上手く抜けない。
「仕方ないなーっ、もう」
北村さんはそういうと、僕の耳にふっと吐息を吹きかけた。
ふにゃり。
さっきまで、全く抜けなかった力が抜けていく。
北村さんは、僕が耳が弱いのを知っている。そして、僕もそれを自覚させられていた。
「んっ……あっ、んぅ」
力を抜くと、北村さんの指が奥まで入ってくる。
「あーっ、ここかな? それとも、ここか?」
しばらくすると、北村さんが、僕の中で何かを探し始めた。
と、その時。
コリッ。
ビビっと快感が走る。電気が走ったかのような快感に、つい身体を反らせてしまった。
「あ、あたり? どう、気持ちいいか?」
「んっ……きもちいっ、ですっ!!」
その初めての快感に、僕は素直に答えてしまった。
――そして、十分後。
「どうだ、苦しくないか?」
そういうと、北村さんは楽しそうに、嬉しそうに腰を振っていた。
さっきまで北村さんの指で解されていた僕のアナルの中には、今は北村さんのムスコが入っていた。
苦しい。のに、なぜか気持ち良さが伴う。不思議な感覚だった。苦しいのに、ずっも続けて欲しい。
さすがの俺でも、男同士のセックスについて、全くの無知なわけではなかった。そういう趣味の友人にいつも話を聞かされるからだ。でも、でも、……まさか、本当に入るとは!!
なんだか、あり得ない世界に踏み込んだ気分だ。痛いだけだと思ってたのに、たまに前立腺にあたって、堪らなく気持ちいいし。
ふと、友達の言葉を思い出す。『セックスするときはな、アナルに力いれると、気持ち良いんだぜ?』(本当に、彼がヤったことがあるのかは、定かではない。)
それを思い出して、頑張ってアナルを締めるように力をいれた。せっかくだし、友人に自慢する材料でも作っておこう。
何事も、ポジティブだ。(棒読み&泣)
「あっ、ちょっ……そんな、締めるとっ!!」
すると、北村さんの焦ったような声。ありゃ、情報を間違ったか?
僕の中の北村さんのムスコが膨らんで、びくんびくんと脈打つ。
これがなにを示すのかは、男ならだれでもわかる。
……射精が近いらしい。
と、北村さんが、僕に覆い被さってきて、いきなり僕の乳首を弄り始めた。さっきまでなにも感じなかった乳首。のはずが、今は“感じていた”。
指で撫でれると、鈍い快感が、俺を包み込む。爪で弾かれたりした時なんかは、気持ちよすぎてたまらなかった。
いつの間にか、もっと触ってもらえるように、赤く尖った乳首を、前の方に突き出していた。
それを、北村さんは、楽しそうにいじる。
しばらくすると、なんだか僕のムスコの根元が熱くなってきた。
そして、次の瞬間に、僕のムスコからだらだらーっと精液が垂れてきた。
ビューっ!! と、普通の射精の勢いはなかった。
本当、だらだらーって感じ。
「あれ? もしかして、トコロテンしちゃった?」
隆明さんの楽しそうな声。
あぁ、そうか。て、えぇえええ!?
言葉は知っていたけど、体験するのは初めてだった。
トコロテンってのが、こんなに気持ちいいとは。てか、それが実在するとは!!
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