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03> 初対面なのに8
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僕の精液が全て出終わった頃だった。
「んっ……イクぞっ」
そう、北村さんが言った。
ほんのり腹が暖かくなる。
僕の奥で、中出しされているのがわかった。なんだか、すごく心地よかった。
「今日は、本当にありがとう」
隆明さんは、タオルで自分のムスコを拭いて、パンツにしまっていた。ズボンまで履き終わった隆明さんは、本当にイケメンだった。まさか、この人がエロゲのイラストレーターだとは、誰も思わないだろう、ってくらいに。
「いえ、ぼくこそ……ありがとうございます」
僕は、にこりと微笑む。
隆明さんと、ぼくは男との初めてのSEXを経験した。それって、わりとすごい気がするんだ。
「俺、バイなんだけどさ。君のこと、好きなんだよね。……付き合わない?」
隆明さんが微笑んで聞いた。一瞬、告白とはわからないくらいにさらっと言ったが、一応告白、らしい。
返事はもちろん、……。
「はいっ!!」
僕は、いつのまにか、隆明さんに惚れ込んでいた。身体の快感だけで惚れるなんて、軽い男だな、って思われそうだけど、それだけじゃない。僕は、隆明さんの優しさに惚れたんだ。
ーーーーー。
皆様。僕は、なんと。
男とのお付き合いをはじめました。
もちろん、お母さんとかなんかには絶対に言えない秘密の秘密。
「あっ、ん……あぁっ」
部屋に男の喘ぎ声が響く。
今度は、ゲームじゃない。
正真正銘、僕の喘ぎ声だ。
今日も、僕と隆明さんは、一夜を共にして、愛し合う。
完
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