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07> 不良2
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「はぁぁ……」
また大きくため息を吐く。
___ピーンポーン
その時だ、インターホンがなったのは。
誰だろうか。もしかして……。
あの時の彼氏かもしれない。
そんな期待を胸に抱きながら、玄関にいくと、ドアを開けた。
「はい……って、誰ですか?」
つい、攻撃的な言葉を口にしてしまった。
思いっきり期待はずれ。
しかも、みたことがない男だった。
目の前にいる男は、にやにやと笑っていた。
いかにも…………怪しかった。
「はっはっは! 君が竜斗くんかい。 かなり攻撃的じゃないか、はっはっ」
……なんだこいつ。
なんというか、そんな感想しか思い浮かばなかった。
「え、あ、そうですけど……なにか用ですか?」
とりあえず、そう聞いてみた。
すると、彼は笑いながら言った。
「ヤらせろ」
は?
え?
なにいってんだ、こいつ!!
「いや、なにをですか?」
「決まってんだろ、セックスだ」
なにいってんだ、いきなりィ!
「いーじゃねーか。 お前、慰めが欲しいンだろ?」
いやらしい目つきで男は俺を眺めてくる。
……確かに欲しいけど。
「いえ、でも、その、困りますっ」
「否定はしねェんだな。なら、いいだろ」
男は、俺をいきなり抱きしめた。
そして、優しく尻をもんできた。
「んっ……ちょっ」
久しぶりに、他人の手の感触だった。
ダメなのに、気持ち良かった。
「黙ってろ」
男は、耳元で囁くと、優しく……でも激しく俺の尻を揉む。
それが妙に気持ち良かった。
「イイか?」
男が、いやらしく聞いてくる。
「……」
無言で顔をそらす。
絶対に、イイなんて言わない。
それは、俺の片隅にある、理性だった。
「……無視か。 ははっ、面白いなぁ」
そういうと、男は指を移動させ、俺のちんこをいじってきた。
冷たい指があたり、びくっとなる。
「ちょっ……ダメですって」
「るせェな」
俺が一生懸命否定したが、気にせずに俺のちんこをいじる男。
そして、彼は俺にキスしてきた。
舌を絡めて、涎を流し込んでくる。
それを飲み込む。
なんか、顔が紅潮してきて、興奮してしまった。
「んっ……。 お前、酒飲みすぎだろ」
男は呆れたように笑い、またキスした。
無言のその時間は、俺に興奮を与えた。
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