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08> 風紀委員と5
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「んっ……!やっぱお前の舌最高だなっ! 」
ユキトは、激しく腰を振る。
しばらく俺は舌を褒められ続けていた。なんか、複雑だな……。
「んっ…!もうイクぞっ!!」
暫くすると、ユキトが宣言。
俺の口の中は苦い精液でいっぱいになった。
さっきから、これを飲まされてばっかりだ。べつに、好きなわけじゃないんだけどね。
いや、これが好きなやつなんているのか? え、好きなんだったら、「好きな飲み物はなんですか?」て聞かれたら、「精液です」っね答えんの? いや、それはないよな……。
でも、ユキトのは、俺よりも薄かったから多少飲みやすかった。まあ、喉越しが悪いのは変わらない。
「ふぅ……」
俺は、ソファーに倒れこんだ。
そして、深呼吸する。やっと、まともに息ができた気がする。
しかし、俺をゆっくり休ませる間もなく、ユキトが俺の方に倒れこんできた。
「さ、ヤろっか」
にやにやとユキトは笑っている。
「やるって……なにをだよ」
嫌な予感がする。
下手な暴走族に出会うよりも、嫌なことが起こる予感だ。ま、暴走族なら潰せるけどな。
「そりゃ、SEXだ」
はぁぁぁぁああああああああ!!?
「いや、それ男女の時だろっ! 俺のどこにいれるんだよっ」
驚いて、つい大きな声をあげた。しかし、ユキトは平然としている。
「ん? そりゃ、お前のアナルだろう」
ユキトが、当たり前だって顔をして言った。
アナル……? て、確か肛門のことだったような……?
「いや、そこ、ちんこいれるためにある場所じゃねーし」
「じゃあ、それ以外にどこにいれるんだよ」
俺の反論は、ユキトの言葉で沈められた。まぁ、ユキトの言葉は正論だ。正論だけど……
「でも、嫌だって! 絶対いてぇしっ!」
「大丈夫大丈夫。 いたいけど、気持ち良くなるから。……多分」
ユキトも男同士は初めてなのだろうか。
少し心配そうな顔色だった。いや、初めてはありえないよな。ユキトは絶対経験あるはずだし……そうじゃないと、こんなスムーズに行為できないだろ。
「とりあえず、ヤるぞ。 これはお仕置きなんだからな」
ユキトが、俺を四つん這いにさせた。
そうだったー、これお仕置きってやつだった!!
それを聞いてしまったら、俺も、ずっと抵抗するわけにいかないので、従うことにした。
ちゃっちゃっと終わって欲しかった。
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