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09> 求めても届かない3
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終いには、観客たちにアナルを見せつけるようになっていった。
赤く充血したそのアナルからは、アナルから太腿にかけて、淫らな液体が流れていた。ヒクヒクしていて、完全に男のペニスを求めていたが、そこを誰も慰めてはくれない。
「もっと、刺激ぃぃーっ」
「入れてよぉ! 俺の中にいっぱいっ!」
あまりのペニスの欲しさのために、彼らの脳内に理性という言葉はなくなっていた。
沢山の人に見られながら、大きな声で淫語を発するその姿。
しかし、彼らを慰めてくれる者は、一人もいない。
彼らは、ただ、放置されたまま、中庭でずっと喘いていた。
完
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