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「俺にしなよ、歩夢…」
「…紘…?」
「…俺なら…歩夢を悲しませたりしない」
歩夢の細い体を強く抱きしめる
ずっと…ずっと…
思い続けてきた…
「俺…歩夢の事が…好きだ…」
「………え?」
「ずっと…ずっと前から…歩夢の事が好きだった…」
歩夢が琉衣に恋をする前から
俺は君が好きだった
俺の…初恋なんだ…
「歩夢の笑顔が…俺は好きだよ?だから…歩夢には笑っててほしいんだ」
君に涙は似合わない
泣き顔なんて…見たくない…
「俺が…歩夢の笑顔を守ってみせる…俺が…お前を…幸せにしてあげる…」
「…紘…」
「俺は…あいつとは違うから。絶対に歩夢を泣かせない…」
だから…俺と…
「…俺と…付き合ってくれないかな?」
ふいに出た言葉
歩夢を自分のものにしたい
自分だけのものに…
歩夢の心の傷を
癒してあげたい…
もう一度…
歩夢に笑ってほしい…
「俺が…守ってあげるから…」
「…紘…」
大好きな君…
愛しい君…
「俺には…歩夢しかいないから…」
絶対に裏切ったりしない
他の人を好きになるなんてありえない
「俺は…この先も…ずっと…歩夢だけを愛す自信があるよ。歩夢以外を好きになるなんて…絶対にしない」
それだけ君のことが
好きなんだ…
好きで好きで…たまらないんだ…
「歩夢…好きだよ…」
琉衣なんかやめて
俺にしなよ…
絶対に幸せにしてあげるから…
やっと伝えれたこの思い…
君には届いたかな?
届いてたら…嬉しいな…
そして…
俺を見てくれたら…
俺を好きになってくれたら…
どんなに幸せだろうか…
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