アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
未知の快感
-
【陽人】
俺の手にはさっきまで夏生が体験しようとしていたバイブが握られている
スイッチを押せば、すぐにでもそれは欲望をかき立てる道具へと変わる
「夏生、本当に…いいんだな?途中でヤダとか言っても止めてやんないよ?」
ゾクゾクが止まらない今、中途半端に止めるなんて寸止めみたいなものだ
それに俺は、夏生の乱れる姿を見たかった
普段よりも違う夏生を、俺の手で作り上げる瞬間とも言える……やばい、まぢでこれはやばい!
夏生を見れば、早くなんとかして欲しいと言わんばかりに身体を震わせている…
なんだよ、俺をどうしたいの?
スイッチを入れ、ちょっとだけ夏生の肌に押し付けた
「…っ、や…」
身体をよじり、でもここじゃなくてもっと違うところ…
そんな声が聞こえてきそうなのに、夏生はじっと待つ……何こいつ……ヤバいって!
「ほら、夏生…手を退けてごらん…今から気持ちよくしてあげるから…」
薄暗い部屋は、外の嵐よりも静かだが、これから始まる出来事は間違いなく嵐よりも激しい
たかがバイブにそんなにも期待を持てるなんて…なんて思っているだろうが、これは夏生にとっては未知の快感なのだ
それを与える俺もまた、未知の快感を得ることになる
「ちょっと…怖いよ陽人…でも、陽人になら…///」
「怖いなら目を閉じてもいいよ?その代わり………」
「な、何?」
「素直な感情を見せて欲しい」
「………っ、陽人…………早く…っ」
「夏生っ」
期待に応えるように、俺はその手を夏生の身体へと近づける
どこから先にあててやろうか……
喉がゴクリと鳴るのを感じた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
33 / 172