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君想うほど…2
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【陽人】
夏生が見つかって、心から安堵している自分がいる
あんなに千秋を好きだと言っていたくせに…
「ごめ、んなさ……陽人ぉ」
お互いに泣いていた
安心したのもあるけれど、やっぱり離れたくないという気持ちが後から後からやってくる
抱きしめる手に力が入るたび、この手を離したくないと思う
「もう一度…やり直せるかな?」
必死にしがみつく夏生に、俺は優しく問いかける
我に返り、もしかしたら嫌だと言われるかもしれないけれど…
だけど、そんな心配は不要だった
「陽人ぉ、俺、冬弥と約束しちゃったの、でも、でも…やっぱり陽人のこと、俺………愛してる、俺は陽人を愛してるっ」
子どもみたいにシュンとなる夏生が小さく見える
俺よりも背が高いはずなのに…
反省しきりの姿はなんだか萌えた
「冬弥には俺から伝えるし、俺も千秋のことちゃんとケジメつけるから…だからずっと一緒に居るって約束して?」
涙をいっぱいに溜めた夏生
ホントにこいつは………
少しだけため息をついた俺
自分でもあきれるくらいの馬鹿だなと思っていた
遠回りなんて今さらだったけれど、それでもこうして2人一緒にいられることが嬉しかった
「でさ…夏生は冬弥にどんなふうに…抱かれたの?」
なんと言うか
俺はちょっとだけ変態なのかもしれない
想像したら、興奮して堪らなくなっていた
「ど、どうやってと言われても…陽人?…え、待って、ちょ、た、タンマっ」
「ダメだって、タンマ無しね、俺もう限界だもん」
久しぶりにめちゃくちゃ夏生に興奮していた
人に盗られたけれど取り返したみたいな
なんだろ、ゾクゾクしている
あぁ、これが俺の本当の姿なのか?
でもさ、夏生もこんな俺の行動に…ほら、下半身キツそうだよな?
そっと撫でてみると、ふぅっと腰が砕けていく…
あ、やっぱこれだわ
何かが弾けていく………
「もういいか、俺、すげぇ興奮してんの、ほら、これ触って」
手を掴んで、俺自身を出して握らせた
もちろん、先走りでテカっている
「熱い……陽人の熱くなってる…これ、俺舐めてあげるね…」
両手でそっと添えた手にびくっと反応した
口元を見ながら、夏生の頭を固定する
なんかこれ…凄くエロ…
「早く、気持ちよくしてよ夏生…たっぷり注いであげるから」
ん、と短い返事の後、ねっとりとした舌を絡ませながら咥え悶える姿
こんな表情しながら…冬弥に抱かれたの?
悪い子だな…夏生は
咥えたまま腰を動かすと、苦しそうな顔で、それでもしっかりと咥えたままの夏生
もう限界だわ、出そっ
「く………はっ、う…ふぅ」
溢れるほど出し切った俺
夏生もハァハァと荒い息だ
いいね、本当可愛い…
「上手くなったな、冬弥にもしてあげたの?」
ちょっとだけ意地悪なことを言って困らせる
涙を浮かべた夏生が、シュンとした顔で俺を見た
「ごめんなさい…もっと頑張るから許して」
そんな顔で謝んなよ、めちゃくちゃにしてやりたくなる
無言で隙間に足を入れ、いきり立った自身を刺激してやると、悲鳴のような喘ぎ声で爆ぜた夏生
「ダメじゃん、もうこんなに出したの?我慢出来なかった?」
フフと笑って、出来上がったものを後ろにあてがうと、あっさりの飲み込んで締めつけてくる
「あ、吸い付くわ…気持ちい?」
これは堪らない…
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