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俺の本当の気持ち。(luz→そらる)
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※luzがそらるに片想いしてます!無理な方はバック!
※この時luzは完全なる片想いです!
※るすそらが学生の時の話です!
※luzの名前「光」そらるの名前「彼方」と仮定しています!
ねぇ彼方さん
彼方さんは 僕のことなんて眼中にないですか?
...そんなの知ってる。
部活中、キラキラした汗を流す彼方さん
俺はそれを、ベンチで見てるだけ
俺と彼方さんはバスケ部で、彼方さんはエースだ
それに比べてもはやベンチメンバーの俺
そもそも住んでいる世界が違った
女子にもモテて 男子にも好かれ 非の打ち所のない完璧人間な彼方さん
それに比べて、俺は...
「自分を追い詰めても なにも手に入りはしないよ」
俺が落ち込んでいたら毎回必ず彼方さんがかけてくれる言葉だ。何度この言葉に勇気をもらっただろう
部活が終わり、ユニフォームから着替える彼方さんに そっとスポドリとタオルを差し出した
「お、光ありがとー!」キラキラの笑顔で言われると胸が苦しくなった。
その後、俺と彼方さんはふたりで帰ることになった
帰り道、ふと彼方さんはこんな話を切り出した
「俺、海外からスカウト来てるんだ」
...海外??詳しく聞いてみると、海外の強豪バスケチームに目をつけられたらしい彼方さんは、そこに入団し成果を上げないか、とスカウトされたらしい。
スカウトを受けると、海外にある本拠地に住み込むことになるので日本には滅多に帰れないらしかった
嫌だ。そんな我儘な感情が湧く。
なんで。彼方さんはもっと輝くべきだ。世界で活躍するすごい選手になれるはずだ。
なのに。離れたくない、離れていかないでなどと思うなんて。
その時、俺の中の何かが押された。
自分を追い詰めてもなにも手に入りはしない。
そうだ、追い詰めてちゃだめだ。踏み出さなきゃ。
さっきたまたま適当に投げたボール、たまたまシュート出来たんだ。
そんな奇跡が もう1度起こるならば 俺は
「彼方さん 海外に行くのは 彼方さん自身が決めることです 俺もそれを応援します
だけど彼方さん、日本からいなくなってしまったって、何一つ変わらないことがあります
俺の彼方さんへの気持ちです
例え彼方さんに裏切られ この心踏み荒らされようとも この想い これだけは変わりません
彼方さん 輝いてください いまよりもっと
なんせ俺は 輝いた彼方さんが大好きなんですから」
普通の平日の夕方
俺の想い人が、俺の中の何かを変えてくれた
彼方さん、いつかきっと会いに行きます
END
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