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「んー、そんなに変だったかなー。」
「あ、いや、変とかじゃなくて、その、いつものゆるゆるした感じとは違くてキリッとしてたから、おぉいつもと違うぜみたいなそういうことだうん。」
「あぁ、んー、そんなに違かった?」
「違かった(即答)」
「そか。何でだろうねぇ…」
「…ほんとになぁ。」
実は猫被ってたりとか?どっちが被った面かは分からないが。てか猫被りかも分かってないけど。
…失礼かな…まー…いっか。聞いてみよ。
「実は実は、猫被ってたりー…とか?」
「んー、猫被ったことはないな…いつも同じように話してると思うんだけどー…」
「んぇ。」
え、じゃあつまり、
「全部、素?」
「そういう、ことかな?」
「…わお。」
中々、刺激的な性格してますね(?)
「じゃあ俺と話す時のゆるゆるも、先生や店員さんと話す時のキリッも、全部素なのか…何か凄いな。」
「凄い?やったー。」
「これ褒めてるのかな…」
自分でも褒めてるのかどうかよく分からなくなってきた。
「でも全部素で…あんだけ接し方違うと何か…猫みたいだな。」
「猫?被ってないよ?」
「そう、被ってない、本物の猫みたい。」
「……そーう?」
「そーう。自由気ままな感じというか?」
「あー。」
「あ、でも、不機嫌なとこ見たことないな…いや出会ってまだ1日だからそれで不機嫌なとこまで見てるのもそれはそれであれだけど…」
「あんまりイラついたりはしないなぁ。」
「おぉ…ふむ。あれだ、自由気ままだけど、いつもニコニコしてるから、猫と犬のハーフみたいな感じだな。」
「わんわんにゃー?」
「んぐっ……」
やめて(切実)
もっと言って(本音)
いや、友達、それも男子相手にすっごい最低最悪なことだと思うんだけどさ?ここまで股間にダイレクトにくる「わん」も「にゃー」も初めてだよ俺。
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