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会話もそこそこに、朝倉クンより遥かに頼んだ数が多い俺は喉に詰まらない程度に急いで頑張って食べていた。
そしてシェイクを飲んで口の中のものを無理矢理飲み込んでやろうとした時、
「あ、和くんの、ストロベリーだっけ。」
「お?おん。すほほへりーらぞ。」
「飲み込みな?」
「んん…んっく。ふぅ。」
「…」
何か感情の読めない瞳で見てくるけど、感情が読めないのはわりといつものことだったから気にしないでおく。
「和くんのシェイク一口ちょーだい?俺のもあげるから。」
「んぇ。あ、あぁ、バニラだっけ?」
「バニラ、苦手だったりする?」
「や、好き。大丈夫。えと、ど、どうぞ。」
と言ってシェイクを差し出す。
この時俺は、朝倉クンは俺の手から受け取って自分で飲むだろうって何故か疑いなく思っていた。
「わーい。ん。」
「へ。」
朝倉クンは、俺が容器を持ってる状態でストローに口をつけてちゅーっと飲んだ。
いわゆる、あーん飲み物バージョン、みたいな感じだ。
「ちょっ、あ、う。うん。」
い、いや、男同士だし?友達だし?いくら相手が絶世のイケメンだったとしても別にやましいことしてるわけでもないし恥ずかしがる必要ないよな大丈夫大丈夫大丈夫ああがががが
なんて、こんなものは序の序の序の口だった。
「んー、ストロベリーもやっぱり美味しいねえ…」
とか言いながら、
「っ!!ちょっ!何してっ…!!」
「ん、くちゅ、ペロ、はぁ。ありがとう、美味しかった。」
「美味しかったじゃねーよ何で突然なっ、舐めっ…てんだよお!!」
唾液ついてるし!ついてるし!!なんかストローの先テカテカしてる!!
「あ、ごめんごめん、あまりにも美味しかったから。」
「美味しかったら人の使ったストロー舐めるんすか…!?」
「いや?和くんが使ったストローだったから?」
「は、は、は、ぁ…?何を仰ってるの朝倉クン…」
「和くんが使ったストローだったから美味しくてぺろぺろして唾液つけておきました?」
「ちょっ…」
そんなダイレクトに分かりやすく伝えないでくれ理解しちゃうだろ…!!!ぺろぺろとか真顔で言わないで!!!真顔というかちょっと不思議そうにしてるけど!!!てか何でこういう時だけ饒舌なんだよいつも!!!
何でそんな恥ずかしい変態行為を平然と…!!顔が、ちょ、ちょっと、赤いなんてもんじゃないわ。しかも、いやあのこれ言いたくないけど、できれば認めたくないけど、
ちょっと勃った。
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