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少しだけ不安を抱え、変に拗れる前に全部言っておこうと思い口を開くより一瞬早く朝倉クンが声を出した。
「にしても、間接キス、ご馳走様でした。」
「………」
………。
「!?!?」
「あれどうしたの?」
「なっちょっ、何でそんっ、そ…んなことを平然とさぁ…!!」
ボンっと音を立ててもおかしくないくらいの勢いで顔が真っ赤っかに。今ならタコのコスプレできそうだわあははとか言ってる場合じゃないんだよ!!
あーんのことしか頭になくてか、関節キ、………になることは完全に忘れていた!!盲点だった!!!
しかもご馳走様って何だよご馳走様って!!嫌がるどころか嬉しい時に言うよねそれ!!少女漫画とかでも甘い雰囲気のいい感じの時に言ってるやつだよそれ!!!何かそう考えて更に恥ずかしさが増した気がするけど墓穴掘った気がするけど気にしない!!!てか俺が不安を感じる必要はなかったのか!?
いや不安を感じる必要はあるな。別の方向に。
「…ふふっ…」
「何だよもお!!」
「や、ほんとに和くんっていい反応するよねぇ。」
面 白 が ら れ て る ! !
「なっ、だっ、だって朝倉クンのせい、なんだからな!?」
「えー、俺何もしてないしてなーい。」
「したよ!!!」
「例えばー?」
「例えば!!えと、真顔で下ネタぶっ込んできたり、だ、抱き締めてきたり…!さっきの、あの、ストロー、舐めたり、とか!!」
「ふふ、言えたね。」
「バカにされてる…!!」
もういいもういい、残りのポテト食って帰るんだい!!ぷんすこぷんすこ!!あぁきもい!?う、うるさいですよ!
あぁ…朝倉クン、いい人、なんだけど(多分)…
やっぱり上手くやってけるか心配だよ…
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