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恥ずかしがってても仕方ないので、話を逸らす作戦。折角こうやってゆっくりできるんだし、お互いのことをもっとよく知ろうじゃないかと。中々いい案だ。
「てことで朝倉クン、自己紹介しようぜ。」
「んー?朝倉 瑠維です。」
「いや名前は知ってるんだけども…」
そ、そうじゃないんだ、こう、趣味とか特技とか、好きな食べ物とか好きな動物とかそういう…
と説明すると、
「なるほどー。好きな動物は和くんだよ。」
「????」
「?」
二人してガチの不思議顔してるこの絵面をどうしようか。
いや好きな動物俺ってどういうことだよちょっとドキッとしたじゃねえか。確かに俺も動物だけどさ…!人間っていう動物…?だけどさ…!動く物だけどさ…!物…?とにかく動くけどさ…!
しかもそこで何で俺をチョイスしたんだ朝倉クン。君は俺をテンパらせる達人だよもう。
「……し、仕切り直し〜!」
「好きな枕は和くんかな。」
「あっあの〜!?」
スルーしないで…!?しかもまた俺かよ!
てか抱き枕じゃねえよ!!!(CV:近藤 ○菜)
ダメだ朝倉クンがふざけることを楽しんでいる。俺が反射的にツッコミ(健全)を入れちゃうのを愉しんでいる。
どうにかこの流れを止めねば…!
秘技!!
仕返し!!!
「じゃ、じゃあ、俺の好きな声は朝倉クンの声かなー!?」
「…」
「あー!あとー!好きな友達は朝倉クンかなー!?」
「……」
「ええとー!あとー!」
「和くん食べちゃうよ。」
「食べんの!?」
食べられんの俺…!?頭からパクッと…!?ガクブルなんだけど…!?
「…理解してなさそうだなぁ。」
「…??」
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