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その5
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「!はい。俺も、俺と同じ思いを持ってる人がすごく身近にいて、それが澤木さんで、
凄く嬉しいです。
だから俺、そんなだから、普通にこうやって話したり、どこかに行って遊んだりする
だけでも良いんですよね。
けど…でも、ちょっと欲を言うと、頭を撫でられたり撫でたり、ハグしたりされたり、
手を繋ぐこととか出来たら良いなぁ、なんて思っちゃったり、してます。
…エヘヘ/// 俺、ちょっと欲張り、ですね。」
自分で言っててちょっと恥ずかしくなった。
俺、実は言うと、結構頭撫でられたりされるの好きなんだ。
ハグとか手を繋ぐこととかは、憧れで。
ハグとか手を繋ぐこととか、頭撫で撫でられるのは、やっぱり今は、澤木さんに1番、して欲しい、んだよね。
エヘ、へ///
だって、澤木さんが大好きだから。
大好きな人にそれを求めちゃうのはしょうがないでしょ?
でも、大丈夫かな。
こんなこと言っちゃって。
澤木さんに飽きられない、かな。
もしそんなことが起きたら、やだな…。
「!!…もう、本当に可愛いやつだな六弥は。
そんな六弥にサービスだ。」
「…え?………!?え、あ、さ、ささ澤木さん?!」
ギュッ
…………
…………!?
…え!あ、えと、えぇ!?
ど、どうしよう。
さ、ささ澤木さんが俺のことギュッって抱きしめながら俺の手を握ってくれた。
どう、しよ
めちゃ、嬉しい
あまりのことで、沸騰しそうなくらい、顔が暑い。
澤木さんのぬくもりと、澤木さんの良い匂いが十分に伝わってきて、嬉しすぎて、
どうにかなりそうで、なんて言うか、上手く、言葉に言い表せない。
……良いかな?
今だけ、ちょっと、抱き締め返しても。
……キ、ギュッ
ビクッ!
「…!しょうがないなぁ六弥は。クスッ」
俺がそっと、抱き締め返したら澤木さん身体がビクッ、てなったけど、
特別だと言って許してくれた。
…良かっ、た。
なんかもう、さっきの心配とかそんなのが、吹き飛んじゃった。
今この時が幸せすぎて。
それに、やっぱ、澤木さんのぬくもりをいつも以上に感じられることが嬉しくて、
安心できて。
澤木さんから香るいい匂いだって、落ち着いた。
「…さわ、きさん」
「?どうした?六弥?」
「…………」
「六弥?」
「あ、すいません、やっぱ、なんでもない、です。」
「?…そっか。
よしよし」
「エヘヘ…」
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