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その3
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「澤木さん!ギューしてほしいです、よかったらして下さい!」
「!あ、お、おうwまた急というか、今日はおおっぴらに押してくるなw
…けど、良いよ、来い!」
パアァァァァァ
「!やったー!澤木さんありがとう!」
はいはいはい!
今日でもう6回目とかもう奇跡!
澤木さんとまた会うんだ!
ってあっ、もう会ってた!
エヘヘ!
今回も澤木さん家でってことで、澤木さんちにいるんだっ。
あとは、そろそろテストが近いから、ちょっと澤木さんに教えてもらうんだ。
特に数学を!
俺、数学がどうも出来なくて、前回やばかったから
今回ちゃんと取らないと瀕死状態だからいい点とんなきゃ!
ということで、澤木さんに無理言ってちょっと教えてもらうことになったんだ。
え?今はって?
今はまだやらないよ。
今は遊ぶ時間だもんね!
勉強はその後その後!
「…なぁ、六弥」
「何ですか澤木さん?」
「この前はごめんな?」
「……え、何がですか?」
急に、申し訳なさそうにそういう澤木さんだった。
なんだけど
あれ、この前っていつの話だ?
そもそも澤木さん俺になんかしちゃったっけ?
う~ん……分かんない!
「あの、前お前に"サービス"だって言って俺お前にハグと手繋いだろ?
あれ、よく考えてみたら"サービス"何かでされたくないよな。流石に不謹慎だった。
お前の心を傷つけた。
ごめん!」
ギュッ!
そう言って、俺をより強く抱きしめる澤木さんに不覚にも驚いた。
!!
……あ、もしかしてあの時のことを言ってるの?澤木さん
俺あんなの全然気にしてなかったのに。
嬉しい、と言うよりかは驚いたんだ。
確かにギュッて強くハグされたから、澤木さんの温もりとか澤木さんのいい匂いは感じるけれど、そんなことよりも、澤木さんがずっとその事を気にしてたことに対する驚きが強かった。
「!…澤木さん、俺そのことに関しては全然気にしてないですから安心してください。でも、ありがとう、澤木さん。
俺嬉しいです。
俺は、気にしてなかったけど、澤木さんなりに考えて、悩んで、わざわざ俺にそれを謝ってくれた。それだけで俺は十分です。エヘヘっ//」
そう俺は言って笑って見せた。
そして、澤木さんの手を優しく握った。
ビクッ
やはり触るとビックリする澤木さんに、不覚に笑ってしまった。
「!!……そっか。
なら、良かった。
でも、やっぱごめんな?
それで、ビクッとしただけで笑うなんて酷いやつだなぁ六弥は(笑)」
グッ
「フガッ!」
「wwww」
ほっとする澤木さんだったけど、今さっき不覚にも笑ってしまったのが笑ってしまったのがバレちゃったみたい。
そのお陰でしかえしとばかりにコショコショはされなかったけど、鼻をつままれて思わず変な声が出た。
ムゥ
澤木さんも笑うなんて酷いなぁ
「ムゥ、ちょっと澤木さんやめてくださいよ」
「やだって言ったら(笑)」
そう面白おかしく澤木さんだもんだからちょっと仕返しをしようかと思った。
いや、してやるぅ!
「こうしてやります!うりゃあぁぁ!」
「え、ちょ!まw足、足の裏は俺ダメなんだってwクッww六弥ギブw」
「え!澤木さんギブ早くないですか!」
澤木さんは唯一足の裏がくすがられるのがダメだということを実は知ってたから、自分もやられてばかりじゃ男がしたるから仕返した。
え?なんで知ってるかって?
だって澤木さんが自分からちゃっかり言ってたもん。
んで…え!
澤木さんはやっ!
あまりにもギブするのが早いからびっくり!
だから、つい今手を止めてしまったこと後悔するとは
ぐぬぬ
「ニヤリ、スキヤリィ!
お返しだ六弥w!」
「え、えぇぇ!ま、まさかのぉ!アハ、アハハハハ!もう、またwくすぐりはもう勘弁ですぅwアハハハハハハハ!───」
澤木さんに隙をつかれて形勢逆転されちゃった汗
澤木さんやりおるぅ!
お陰様でまたくすぐりをされるとは思ってもみなかったぁ!
あぁw
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