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背中に回された手安心感と、密着した体のぬくもりでぼおっとしていたが、体を離して我に返った。
嬉しくて抱きついてしまった……ガキって思われただろうか。けど、前とは違う優しい抱きしめ方でいらない所まで話してしまった。
けど自分の身の上話とかしちゃって…み、みっともない事をしたなあ……。
「け、圭吾さん。今の話は忘れて下さい!俺、今まで誰にもこんな話した事なくて、」
俺の可哀想な子というレッテルを貼られているその過去を、圭吾さんに知られたくなかった。今からでも弁解できるだろうか……
「いいよ。話してくれて嬉しい。」
再び体を抱き寄せられ、自然に圭吾さんの方に顔を埋める形になった。
声が 耳元で聞こえてくすぐったい。
「けいごさ…」
「いきなり俺のワガママで家政婦みたいなことして貰って、無理矢理抱きしめたりして…嫌がられて当然なのに。大事なこと話してくれる位安心してくれてるって、凄く嬉しい。」
そういえばそうだ。
圭吾さんに言われるがままこんな形になったのに、嫌とも思わないし、もっと喜んだ顔が見たいと思ってるし……
なんか、へんだ。
「それで、輝。」
「はっ、はい!何ですか!!」
「今からすること、嫌だったら俺の事ぶん殴って。」
「…え?ぶん殴…
最後まで言わせてもらえなかった。
「!!??!?」
気がついた時には、俺の唇は塞がれていた。
圭吾さんの唇で。
抱かれた肩にかけられる力が強くなる。
(なななな何これ!?どういう流れ!?唇が……っ。しかも動けないし……!)
「む、ん…~っ!」
とりあえず離れようとしたけどその甲斐虚しく体は動かなかった。
い、イケメンがこんな近くに!まつげ長い……!!!
「んあっ…」
唇を舐められて思わず声が出そうになる。
その瞬間を見逃さず、圭吾さんの舌が口内に侵入してきた。
(そ、そこまでやるの……!?)
驚いて引っ込めた俺の舌を引っ張り出すかのように激しく口内をかき乱される。
初めてのその感覚に脳が痺れて、腰から下が震えだした。
「ん…ふっ、ッア……!」
(だめだ……腰、砕ける……っ)
「は……輝…可愛い……。」
どんどん激しくなっていくキスに翻弄されまくって…もうなんも考えらんない……このまま身を任せたら、どうなっちゃうんだろ俺……
って、ん?
さっきから内ももをまさぐられている……
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