アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
誤解から生まれた友情
-
女子のとりまきに常に邪魔され、亘とはあまり満足に話すことが出来なかった。
今日は帰ってから、亘の家に向かうつもりだ。
あの日借りた服を返すという目的がある。
なにより亘に会いたいというのが一番だった。
学校で話せなくても彼の家を訪ねていける。
彼のおかげで、もう一度学校にいけると思った。
校門をでてしばらく歩いた頃だった。
「待ってたよ。真柴君」
聞き覚えのある声に衝撃を覚える
目の前に、佐々木と仲間たちが立ち塞がり、雪斗を取り囲んだのだ。
少し前の希望にあふれていた時間から、一気に辛い現実に戻された。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
49 / 550