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「ところで意外だったな。颯人がオルガンを弾けるなんてさ」
颯人はパーティーのために、ジングルベルから始まり、きよしこの夜、慌てん坊のサンタクロースやホワイトクリスマスなどを約数曲、オルガンで披露したのだ。
「先生から教わって練習してたんだよ。俺、将来保育士になりたいし、このくらいのこと出来ないといけないしな」
「えっ!……颯人が保育士に?」
雪斗が颯人の告白に驚いた顔をする。
「何だよ!俺が保育士になっちゃ悪いのかよ?」
「だって颯人の顔じゃ、子供が怖がって逃げちゃうじゃん」
「このやろう!言わしておけば!」
雪斗を追いかける颯人を見て亘は腹を抱えて笑った。
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