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とりあえず服を着てトイレから出た
どのぐらい時間が経ったのか
外には人もいなくてこの世界に自分だけなんじゃないかと錯覚するくらい静かだ
苦しくて嫌で怖くて
逃げ出したはずにのにもときち道を気づいたら歩いていた
「はぁ…」
さっきから口を開けばため息しか出ない
自分が何に対してため息をついているのかわからない
ひたすら走ってまっすぐきたから全く知らない街を夜に歩くには寂しすぎる
やっぱり家にいれば良かった
僕は本当に祐兄に毒されてしまっているみたいだ
どれぐらい歩いたか足は痛くてよく見ると血が出ている
靴下も履かずスニーカーでひたすら歩いているから仕方がない
少し休憩しよう
周りを見るとバス停のベンチがあった
そこに座るとだんだん眠くなってきて疲れているのだろう瞼が落ちていった
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