アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ただいま!
-
俺はわくわくしながら、家のドアをあける
「ただいま!竜」
「お帰り、昇兄」
「竜、抱っこしてあげるからこっちにおいで?」
「何で?」
「いいからおいで?」
靴を脱いで廊下へ上がると、竜が寝室から出てきた
竜は嫌々ながらも俺の所に来て、抱き付いてくれた
そして、竜を抱き上げ寝室まで行って、ベットに座った。
「竜、どうした?元気ないけど?」
「何でもない」
そう言って、竜は俺の胸に顔を埋めた
竜の顔が少し赤みがかっていて、物凄く可愛くて正直言って勃起しそうになった。て言うか半勃ちだった。正気に戻れ!俺!
「何でも無いわけないじゃん。泣いた跡あるし、兄ち
ゃんが気付かない訳が無いだろ?無理にとは言わな
い。ただ、俺の前で位泣いてよ?無理して我慢しな
くたっていいんだよ。兄ちゃんとしては、少し位甘
えてほしいな……」
「昇兄のばか。」
「えっ!竜酷いよ!」
「でも……ありがとう。俺は話せないことが多いけど
昇兄には、何時も感謝してるよ。」
「俺も役に立てて、よかった。竜疲れたでしょ?
晩御飯は遅くて良いからちょっと寝よっか?
俺は買った物冷蔵庫に入れて、服着替えるからちょ
っと待っててな!」
俺は買った物を冷蔵庫に入れて、寝室に戻り服を着替えて、竜が寝ているベットに入った。
「竜、おいで?抱き締めて寝よう?」
「ん、昇兄おやすみ」
「おやすみ。」
暫くすると、すーすーと気持ち良さそうな寝息が聞こえてきたが、顔を見ると涙が流れていた。
とても綺麗だったが俺の心の奥はずきずきと痛んだ
やっぱりこんなに無理してたんだな、俺の前では意地張って強がって見せても、ふとした時に見せる表情だったりが時折不安や悲しみが混ざっていて悲しくなる。
俺は竜との距離をなるべく詰めて抱き締め、片手で竜の黒い髪の間に指をいれたり、頭を撫でたりしていた。そしてどんどん意識が無くなっていった。
END
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 61