アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
可愛い
-
俺達が起きたのは4時間目が終わった直後だった
俺が起きた後に、竜を起こし少しの間抱き合っていた
「竜おはよう。そろそろ起きてご飯食べよっか?」
「昇兄、おはよ、う?」
「まだ眠いよね、いいよ、暫くこのままで。こうすると俺落ち着くんだよね」
「俺もおちつく…兄ちゃん…好き」
「!!そっか、俺も好きだよ」
不意打ちでデレた竜が可愛かったのは言うまでもなく、その後の俺の声がヤバかった。自分でも驚くほど甘く掠れた声でよくこんな声出せたな。と、思うほどだった。
トントン
そんな甘い空気に浸っていると、ドアをノックする音が部屋に響いた。
今日、保健室には誰も入ってこないように前に電話で学長に頼んでおいたから、此処に来る人なんて居ない筈なんだけどな?
「昇、入っても良い?」
聞こえてきた声に安心した。初雪には保健室に居る事を言っていたので、心配して来てくれたんだろう
「入ってきていいよ」
「昇、僕達お邪魔だったかな?」
「あー、いや別に。まぁ強いて言うなら、もう少し竜と二人でいたかったかな~」
「タイミング悪いな、俺達。」
「咲月も来てたんだな」
「昼飯一緒に食べようと思って。てか、本当お前ら羨ましいよな、何でそんなに甘々な空気だしてイチャついてんの」
「羨ましいか、俺達は相思相愛なの。どっかの誰かさんと違ってな」
「昇、誰かさんって誰の事?」
「あー、それは言えない。 な~咲月?」
「昇、もしそれを兄ちゃんに言ったらどうなるかわかってる?」
「分かってるって、それより咲月怖いから」
「そ、それなら良いけど。」
「二人して僕に内緒話?何で僕に教えてくれないの?」
「初雪、それはいつか咲月が教えてくれるよ。な、咲月?だからまだそれは、聞かないでやれ」
「?昇がそこまで言うなら教えてくれるまで待つよ」
「昇兄?」
「竜、起きたか」
初雪と咲月が来てから俺が体を起こしたから、ずっと俺の膝枕でウトウトしてた竜が起きてきた。
やっぱり、竜の寝起き可愛い。
俺の携帯の待ち受けにしてるのも竜の寝起きだ。
「竜も起きたし、そろそろ昼飯食べよっか。」
NEXT
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
39 / 61