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逃亡先は農村
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「俺ですか?」
和輝は焦った。
「はい、篠崎さん。番組でお家のリホームされていましたし、建物管理はしっかりできるかと思いまして。」
「まぁ…。」
一時期リホームが流行り、そのリホーム番組で一軒丸々リホームさせられるという無茶振りをこなしたこともあった。
しかも、その後、数件直している。
そのため、家の周りのある程度の事は出来るようになった。
「なので、リフレッシュがてらいかがですか?」
「あぁ…まぁ、そういうことでしたら。」
「家はそのまま住んでいただいても構いません。」
「ただ、本当の農村部なのでコンビニやスーパーなどはありませんのである程度買い出しをしてからむかってください。」
「ちなみにどんな村ですか?」
するとマスターが1枚のチラシを寄越してきた。
『未来に誇る村!』
というチラシだ。
「あの…。」
「昔、PRのためのチラシです。失敗してしまいましたが…。」
「はぁ…。」
「とりあえず、お願いいたします。」
「はい。」
頼まれてしまったことは仕方ない。
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