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村での生活
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ご飯を食べ、ホットしていると日和が何かを思い出したように言った。
「そういえば、発電機の話しましたっけ?」
「発電機?」
まさかの言葉に和輝は驚いた。
「すみません。電気がついてるのでてっきり説明したと思ってました。こちらに来てください。」
そう日和に言われ、誘われるがままに外に向かうと玄関の脇の草むらの中に大きな鉄の塊があった。
「これが発電機?」
「はい、これで夜間のお湯を沸かしてください。」
「え?」
日和が慣れた手つきで発電機を動かすとドドドッと静かな山には似合わない派手な音が鳴り響いた。
「騒音とか気にしないでください。どこの家出も使用してますし、隣接してないので苦情はきませんから。」
と、日和に笑顔で言われ、呆気に取られていると寒いから中に入ろうと促され、居間に戻った。
「この村の電気は発電所からではなく、ほとんど太陽光で賄っているんですけど、夜間は太陽光の蓄電では賄えないので発電機で各家庭で行ってもらってます。ちなみに発電機の燃料は村の積立金により、週に4回業者が入れに来てくれるので安心してください。」
村のシステムに驚く一方、発電システムが村主体で動いていることに驚いた。
※この発電原理が現実にはないと思います。
作者の妄想です。
「とりあえず、また明日来ますね。」
そういうと日和はお盆の食器たちと一緒に家に帰っていった。
和輝は呆気に取られ、そのままボーッとしていたのであった。
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