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久しぶりの
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Side 光琉
ピーンポーーン
『鍵は開いてるから入っておいで』
俺は先生から紅葉宛のプリントを託された森野と紅葉の家に来た。
「おっじゃまっしまーす」
「お邪魔します」
紅葉の家に上がるのは紅葉のご両親に挨拶に来た時以来だ。
「わざわざ来てくれてありがとう」
リビングの方から出てきたのは紅葉のお父さんだった。
「光琉くん、紅葉は滅多に熱を出さない。きっと今は不安でいっぱいだろう。たくさん甘やかしてやってくれ」
「ええ。もちろん」
前に来た時は俺のことを良いように思ってなかった気がしたんだけど何があったんだ。まぁ認められたならいっか。
「あ、それと移るといけないからね。拓麻くんの分も持って行ってくれないか」
はいこれ、と渡されたのはマスク。移ったら紅葉責任感じちゃうんだろうな。
紅葉のお父さんはきっとそういうのも理解した上で言ってるんだ。
父親にはまだまだ適わないかなぁ。まぁいつか越えるけど。
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